アーキ・キューブのリフォーム・リノベーションの考え方
新築ではなくリフォームを選択する方が増えている
建設業界は、作っては壊すスクラップアンドビルドから、いいものを作って長く大切に使う時代に大きく変貌しています。
リフォーム・リノベーションが良いとされるのは、新築と比べて、建築中も建築後も住まい手に過度の負担がかからないことです。
例えば、中古住宅を購入してリフォームをする若い世代の住まい手にとっては、土地と建物の購入代金の70%程度の投資でリフォームをした住まいを手に入れることができます。
また、定年を迎えた住まい手などにとっては、住み慣れた住まいを、リフォームによって、今のライフスタイルに合ったコンパクトな間取りにしたり、省エネ性能や耐震性能の向上した安心な住まいにすることができます。
リフォーム前のインスペクション(住まいの診断)が重要
弊社では、リフォーム前のインスペクション(住まいの診断)を実施し、まずは住まいの現状を把握するところから始めます。
長く使われた住まいには少なからず劣化や漏水の事象が生じています。今回のリフォームに関係なく、優先的に改修をする部分がないかどうかを確認するためにインスペクションをお勧めします。
仮に痛んだり不都合のある部分があったとしても、それらをリフォーム工事と同時に修理したり、リフォーム後の定期的なメンテナンスによって進行を遅らせることができれば、リフォーム後も長く大切に住んでいただくことができます。
リフォームの進め方
- ①お問い合わせ
- お電話でご連絡、またはメールフォームにお書きください。
- ③計画(基本設計)
- 調査、打合せの内容、すまいメモをもとに住まいをプランニングし、ご提案させていただきます。
- ご希望のイメージに近づけるまで数回打合せを行います。
- 一度目に提案させていただくプラン(ファーストプラン)は無料となります。
- また、設計はBIM(3D設計)にて行いますので、プランを提案する際はCGパースや3Dモデル等分かり易い資料でご覧いただけます。
- BIMについて詳しい内容はこちらをご覧ください。
- ④概算見積
- 基本設計のプランをもとに工事業者に概算見積もりの依頼をします。
- リフォーム工事全体にかかる費用の目安となる金額がわかります。
- ⑤設計契約
- 提案をご納得いただき、設計者としてご選定いただけましたら、概算見積の金額をもとに設計費用を決定します。
- ⑤設計(実施設計)
- 基本プランをもとにより細かな内容を検討し、工事に必要となる詳細設計図を作成します。
- 最終的なイメージが固まるまで何度も打合せを繰り返し、納得のいくプランとなるまでじっくり時間をかけて検討します。
- ⑥見積り・調整
- 設計図をもとに複数の建設会社(工務店)に見積りを依頼します。(相見積り)
- 各業者より提示された見積書を精査し、適正な価格と内容にて工事を行ってくれる施工業者を選定します。
- 業者決定の後、工事内容と金額の最終調整を行います。
- ⑧工事(請負)契約
- 工事金額が決定しましたら施工業者との工事請負契約を行います。
- ⑨着工
- ご希望により地鎮祭を行い、いよいよ着工となります。
- 工事中は担当設計士が頻繁に工事現場に足を運び、現場監理を行います。
- 監理業務は工事の進捗状況や図面通りに作業が行われているか等を確認するほか、施主様を交えた定例打合せを行い、細かい納まりや仕上げ材について、また作り付け家具の仕様やコンセントの位置など細かな内容を決定していきます。
- ⑩完成
- 最終的な設計事務所検査、施主検査を行い、引き渡しとなります。
- 引き渡し後は、リフォーム減税の手続きなど責任をもって行います。
- また点検やメンテナンス等、長く住まいに関わらせていただきたいと思います。