ブログの更新が遅れてしまいましたが、去る9月30日〜10月3日までの間、北海道建築士会主催の建築士の集いへ参加をしてきましたので報告します。

10月1日の午前中に北海道苫前町で開催された青年サミット、2日は北海道留萌市での全道大会、3日は増毛(ましけ)町で開催された女性委員会主催の見学会と、充実した3日間の行程でした。

1日の午前中には苫前に入る必要があったので、岐阜からだと、どうしても前日に札幌入りしなければなりません。今回は福島県の連合会青年委員メンバーと秋田県の青年委員長も視察を行うことになっていたので、前日は北海道の仲間2名とともに、簡単な(?)食事をしました。

9月末の北海道は急に涼しくなってきたところ。半袖で上着を着ていない方がたくさんおられ、さすが寒さに強い人たちだ!なんて言ってましたら、北海道の家は高断熱だから北海道民はむしろ寒さに弱いってことと、逆に秋田の仲間から、東北の人間の方が寒さには強いと教えてもらいました。

1日の青年サミットは、苫前町にある「ふわっと」で開催されました。ここは道の駅と宿泊施設が一体になった建物で、築10年の膜構造の建物です。苫前は一年間の平均風速が6m/sを超える強風で有名な街です。発電力合計2,200kwの町有の風力発電設備3基があり、また50,000kwを超える民間の風力発電設備も整備され、風のまち、風車のまちとして積極的なまちづくりを実践しています。

青年サミットでは同町の方より「ふわっと」の建設に至る経緯と、風力発電設備の構造説明、実地見学が行われました。
膜構造の屋根は天空の光を優しく透過するので、自然光の落ち着いた空間を作ることができる反面、施設の説明などプロジェクターを使ったプレゼン時の調光ができないことがよくわかりました。それでも、時間を感じることができる内部空間や、夕方から夜にかけて作られる内部照明が透過した外観は幻想的で美しかったです。

頂点までの高さが約100mもある、風力発電設備を真下からみることができ、風車が風を切るシュワ、シュワという音がとても大きいことが印象的でした。風車の設置には、1に風、2に用地(羽の径の3倍の離隔が必要とのことです。今回視察した風車は羽の径が60mでした)?、3に道、4に送電線、5に自治体の意欲、6に住民の理解が必要とのこと。昨今では野鳥被害や低周波が人体に与える影響なども重要視しています。送電線がなければせっかく作った電気も送ることができず、実際、風が強すぎて余剰電気ができるときは、回転を止めることもあります。風力エネルギーは風速の3乗に比例するとか・・。

夜は北海道の青年建築士の仲間との懇親会。2次会はふわっとの会議室。びっくりするような事件もあったり、夜中に露天風呂に入れたりと、楽しい時間を過ごせました。