土曜日は岐阜市から西に10kmほどにある 本巣郡北方町に、お茶室「松下軒」の調査に出かけました。

このお茶室は約70年前に移築されたもので、移築前から数えると100年以上は前のものだと推測されます。2階建てのお茶室を平屋に減築するのが今回のプロジェクト。
地盤沈下によって傾きが大きいのと、建物を貫く松の木の生長に瓦屋根がついて行けず、雨漏りがひどいので、今回の減築に至りました。

今日の調査には2人の職人さんに随行していただきました。ひとりはこのブログのコメント欄にたびたび登場してくれる「けんさん」で瓦葺き職人さんです。もうひとりは建具職人の渡辺さん。

瓦は移築当時から葺いてあるものが再利用できるかどうかを検討してもらいました。当時としては良いものをつかってあるが、部分的に凍害の被害があるので、再利用は薦められないというのが回答。建具はできるだけ現存のものを使いつつ、補修ができるかどうかをみてもらい、総じて問題ないとの回答でした。

住宅リフォームを含む改修工事は、設計だけで話を進めることができないので、このように職人さんの見解を参考にしながら方針立でてプロジェクトを進めていくことが肝要です。