今週末、私用で表題地へ出掛けました。初日はCAD(コンピューターで図面を書くためのソフトウェア)の勉強会に参加し、Revitという日頃使っている3次元CADソフトウェアを、いかに活用するかという事例を聞きました。

さいきん巷でささやかれているBIM(ビム)、ボクたちメタボ体質にはちょっと気になるBMIとはまったく違いまして、設計図面を単なる線画ではなく、情報、オブジェクトとして入力し、集計やシミュレーションに活かす手法として、注目を浴びています。

日本全国から100名近くのRevitユーザーが集まる会合で先進事例を目の当たりにし、多くの刺激をうけました。アメリカ、ヨーロッパとくらべると5年は遅れている日本のBIM事情、設計の手法を大きく見直す必要性を感じずにはいられませんでした。

土日は郡山市にて、福島県建築士会青年委員会主催の震災報告会に参加しました。福島県の青年建築士が約70名、今回は特別に県外からの参加も受け付けて下さったので、県外からは約90名の参加がありました。

郡山にくるのは震災後3回目。震災後1ヶ月、3ヶ月そして8ヶ月とみた郡山は、まだまだ復興へむけた動きは見えづらいのですが、被災者のための仮設住宅の建設がすすみ、被災建物の補修も屋根瓦をのぞいてはある程度進んでいるようでした。

福島の青年建築士は震災から8ヶ月が経ってようやく顔を合わせたような状況。そのなかで、消防団として災害ボランティアに従事した建築士や公務員など様々なテーマの話を包括的に聞くことができた有意義な大会だったと思います。

予定されていた意見交換の時間がとれないほど白熱した講演が続いたことで、福島の皆さんの思いが多くの県外参加者に届いたと思いました。

本来であれば福島の青年同士が労う場であったところに県外からも参加させて頂いたことは、建築士会の青年委員会が県単位の会ではなく、全国で繋がっているのだということを改めて実感することが出来ました。

翌日は郡山からいわき市へかけて仮設住宅の調査をさせて頂きました。またいわき市内では解体が待たれる津波被災建物などを拝見し、あらためて自然災害の恐ろしさを感じましたが、そこで働く人たちと話し「いつでも見に来て欲しい、それが復興に繋がる」ということばを聞いて、東北の方の強さも感じることができました。
今回の福島大会には、北海道や遠くは九州大分からも青年建築士が参加されていました。それぞれに感じることが多かった大会でした。