美濃加茂市内の森山学園は屋根伏せまでが無事終了しました。
延べ床面積は90坪、一般的規模の住宅で言えば約3件分の広さですが、平屋ですので、3件分と言っても屋根の面積だけで比較すれば、倍の5〜6件分の面積に相当するので、大工さん達には相当苦労を掛けてしまいました。

今では一般的になった通気工法の屋根は、前回のブログにも書いたとおり、3重、4重に施すためかなり手間が掛かります。
大工さん達には最初からそれを伝えてあるのですが、最初は優しかった顔が、施工の途中で段々険しくなり・・最後は口をきいてもらえない(笑)。なので、屋根伏せの最終日は最後まで現場に居ることが出来ません・・・。なんて冗談ですが・・。

さて、前置きが長くなりましたが、補助事業である本事業では、林産地の状況を理解してもらい、その後、消費者の国産材使用普及に繋げるために、エンドユーザー(施主様や園児、保護者の皆様)には様々な所を見学していただいています。

前回の伐採見学に続き、今回は9月25日に製材所を見学。
場所は本事業で製材、乾燥についてお世話になった、岐阜県白川町黒川にある「株式会社トーホー」さんと、同じく白川町三川にある「東濃ひのき製品流通協組合」さんの木質バイオマスエネルギー利用施設です。白川町は建設地から北へ車で45分。その先は恵那市や中津川市へ続く山間の町です。

今回は手配した丸太から構造材を採って、その廻りを垂木や胴縁などの副資材として使うため、製材所では他の材と混ざらないように(厳密には、ぎふ証明材とそれ以外が混ざらないように)注意しながら製材をしていただきました。

トーホーのHPはこちら

トーホーさんに訪れるのは3度目。毎回思うのですが、僕の記憶する限り、岐阜県の製材所の中で一番活発に操業されている製材所だと思います。

その後、東濃ひのき製品流通協組合 木質バイオマスエネルギー利用施設を見学。
ここでは、乾燥をお願いしました。
蒸気が沸き立つ12mの乾燥炉を参加者に見ていただきました。乾燥や含水率の考え方を、施工者、担当者とともに説明し、乾燥工程が如何に大切かを理解していただきました。

バイオマスエネルギー利用施設では、木材の側を燃焼させてタービンを回して発電しています。岐阜にもこんな凄い施設があったのか!と、2度3度と驚いていただきました。

東濃ひのき製品流通協組合のHPはこちら

そんなこんなで、約半日の工程を施主である保育園の事務長様や園児保護者と共に廻り、建て方を無事に終えた保育園建設に至る、木材の流れを理解していただきました。

園児達はトーホーさんでもらった桧ボール(浴槽に入れるもの)、しゃもじ以上に、バイオマス施設で貰った木っ端が一番うれしかったようです。

園児達に今回のプロジェクトの主旨を理解して貰うにはもう10数年先になりますが、「それまでおじちゃんはずっと覚えてるからね・・」と堅く心に誓いました。

ご協力頂きました、トーホーさん、東濃ひのき製品流通協組合さん、そして施工者である新和建設さんには大変お世話になりました。