IMG00061-20100225-1655昨日の引き渡しの前に長良の家で、車庫棟の配筋検査に立ち会いました。
こちらの住まいは木造の3階建ての住宅と車庫を横に繋げて建てています。

法律上の話をしますとこれらの建物を繋げて建てようとすると木造と鉄筋コンクリートの混構造建築物となり、構造計算の方法や確認審査期間の延長などで時間と費用を浪費してしまいます。

・・が、しかし今回は審査期間との協議によって2棟を隙間を開けて建てることで別棟の建物であるとの解釈で進めています。住宅と車庫の2棟が建つことで初めてこちらの思い通りの使い勝手になります。

IMG00062-20100225-1655・・で今日の検査は、構造図面と照らし合わせて、鉄筋同士の本数や離隔(ピッチといいます)を確認します。壁や床など接続する部分の鉄筋が規定通りの長さで接続されているか(定着といいます)を確認し、不具合があれば是正をしてもらうことが目的です。(とはいってお今回はまだ途中の段階で、施工前確認でした)

きれいに組まれた鉄筋は残念なことにすべてコンクリートの中に埋もれてしまいます。また型枠もコンクリートが固まれば取り外されて無くなってしまいます。

同様のことで、足場を建る職人が居るから、大工さんが安心して外壁工事をすることができます、というように、建物の形や存在を支えていた(る)ものは沢山あります。

そういう意味では僕ら設計も図面や現場での立ち会いとして工事を支えているものの、工事が完了すれば(本物がそこに存在しているわけですが)図面そのものの役割は終わってしまいます。

まるで娘を嫁に出す気分です・・・