2014年の改修に引き続き、2階のバルコニー部分に上屋をかけて新しい保育室を造る工事をしました。

既設部分に一切負荷がかからないように、3本の柱で上屋を組み、地中内の構造物を建物の規模に対して大きくすることで、建物が倒れないように支持しています。

保育所として使いながらの工事のため、必要以上の注意や午睡(園児のお昼寝)時間中は、音の出る作業を行わないように様々な配慮しました。 

内装は、振動と音を吸収する下地と仕上を採用しています。
子供たちが自由に遊ぶことのできる広々とした空間となり

【構造】
 重量鉄骨造

【主な外装】
 屋根:塩化ビニル系樹脂ルーフィングシート
 外壁:窯業系サイディング+吹付タイル

【主な内装】
 天井:有孔石膏ボード+EP塗装
 壁:有孔シナベニヤ+防塵塗装(クリアー)
 床:フリーアクセスフロア(文教用)+高弾性衝撃吸収シート床材