リフォームに設計事務所の信頼とアイデアを

アーキ・キューブでは、住まいの改修工事について、水廻り設備を更新する小規模な工事から、耐震補強や大幅な間取りの変更に伴う大規模な工事までを、ひとくくりに「リフォーム」と位置づけています。

浴室の工事を例にすると、新しいユニットバスに交換するなどが一般的ですが、そのほかにも基礎や外壁周りの断熱性能を向上したり、給水、給湯配管をメンテナンスのしやすいものに交換するなど、目的により同時に実施すべき工事内容があります。
また、耐震補強工事の際に行う耐震診断は一定の講習を受けた建築士が実施することになっており、診断とあわせて補強計画を立案する際にはできるだけ住まいの性能(耐震、省エネ、バリアフリーなど)を向上するような計画が求められます。
このようなことから、リフォーム工事には信頼のできる設計士(設計事務所)の知識や経験が必ず必要であると考えています。

インスペクションで住まいの性能を把握する

リフォーム工事の計画をする前に、その住まいの性能を定量的に把握することが望ましいとされています。
住まい手からリフォーム相談があった際には、そのインスペクションを実施してから計画をするようにしています。
最近は、平成12年以前に建築された木造建築物についても、維持管理状態を考慮した上で耐震診断を実施するようにしています。

建築主分離発注でリフォーム計画を実現する

建築主と工事を行う職人とが直接工事請負契約を締結し、その全体計画をアーキ・キューブが取りまとめるのが「建築主分離発注方式」です。
大規模なリフォーム工事ではその殆どを大工さんに委ねることになり、その大工を中心に工事に関わる大勢の職人さんと共に工事をすすめていきます。
住まい手が直接職人に工事を依頼することでうまれる連携やそれぞれの職人の責任感を大切にし、一方で工期や事業費の管理についてはアーキ・キューブが行います。