保育園2階の改修を行いました。
具体的には、幼児期(3才から5才児)のこどもたちの保育室と、乳児期から幼児期のこどもたち、保護者の方が使う遊戯室の改修です。
幼児期のこどもたちは、背も高く活動の範囲も広いことから、廊下や保育室の腰壁の高さを高くし、1階以上に無垢の木材をふんだんに使うことで、こどもたちが木にいっぱい触れることのできる空間をつくりました。
幼児期になると、自分の荷物を自分でしまったり、出したりもできるようになるので、ロッカーはスギのあたたかい質感を感じてもらえるように、使いやすさも考慮しながら設計しました。
年長の5才児の保育室では、時には廊下も保育室として広々使えるように、
廊下と保育室を6枚の建具で仕切り、くらしや遊びに合わせ、汎用性がきくように変更しています。
遊戯室は、行事のときにも使用する部屋なので、正面は飛騨産業さんの木口の見える
スギ寄木パネルで華やかに演出しました。
パネルは無塗装で仕上げているので、色の変化も楽しみのひとつです。

【主な内装】
 天井:既存天井の上、再塗装
 壁 :既存壁ケレンの上塗装、ヒノキ羽目板縦張(オスモ塗装)、タイル貼、
   遊戯室正面:スギ寄木パネル
 床 :既存フローリングブロック サンダー掛けの上WAX仕上げ、
    一部フローリングブロック新設、塩ビシート

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